三重県で訪問美容師として活動している大脇です。
今回は訪問美容をしていて、実際にあった自分自身の「トラブル例」をブログにまとめてみました。
自戒を込めて書いてみたので、誰かの参考になれば幸いです^^;
実際にあった訪問美容のトラブル例
まず実際に僕自身が経験した訪問美容トラブル例がこちら。
- 忘れ物をしてしまった
- 予約日時を間違えてしまった
- シャンプー台で床に擦り傷がついてしまった
- タンクのお湯をこぼしてしまった
- シャンプー台が家に入らなかった
- ご新規様の住所がナビに出てこない
- 訪問中、トイレに行きたくなった
- ぎっくり腰になった
忘れ物をしてしまった
訪問美容は必要な荷物を準備して訪問しますが、以前クロスやタオルを忘れてしまった・・なんて経験が恥ずかしながらあります。
この時はいつも車にいれている予備の荷物の中に入れてたため大丈夫でしたが、忘れてたら大変な事に。。
忘れ物は絶対にしてはならないため、下記の記事にて用意しておいた方がいい予備アイテムをまとめています。
予約日時を間違えてしまった
こちらも僕のミスなのですが、予約頂いた時間を僕が間違えてスケジュール登録してしまい、お客様から連絡頂いて気づいた経験が2回あり。
しかも別のお客様を入れてしまうという最悪の展開に・・(本当に申し訳ありませんでした…)
サロンではお店にて少しお待ち頂くなど対応できる場合もありますが、訪問美容で日時を間違えるのは致命的です。
予約日時は間違いのないようしっかり管理しましょう。
シャンプー台で床に擦り傷がついてしまった
僕が使用しているシャンプー台は10キロ以上もありキャスターで転がせるタイプなのですが、どうやらキャスターに小石?みたいなのが挟まっていたのか床に擦り傷がついてしまった事があります。
幸い「古い家だから気にしなくていいよ」と言って頂いたものの、キャスターに頼りすぎるのは良くないなぁと。
それからはキャスターをしっかり確認し、なるべく持って移動するようにしてます。(重いけど^^;)
タンクのお湯をこぼしてしまった
シャンプー台で使用する20ℓ入るタンクですが、一度盛大にこぼしてしまった経験もあり。。
シャンプー台に置こうとした瞬間指が滑り、絨毯はびちょびちょに・・
この時も「すぐ乾くから大丈夫よ〜」とありがたく言って頂けたものの、個人的には一番やらかしてしまったトラブル例かなと。
その後はタオルでできるだけ水分をとり、ドライヤーをあてましたが完全には乾かず・・
シャンプー台が家に入らなかった
ご予約時にシャンプーありのメニューで予約を頂いたものの、いざ訪問すると
幅が狭くてシャンプー台が入らない・・
なんてケースが過去に数回あり。
こんな時は玄関からではなくリビングの窓から直接運ぶという方法で解決する場合もありますが、どうやっても入らないというケースも。
そんな時はシャンプー台が入らない事を説明し、かわりのルームシャンプーだったらできるのですが・・と相談させてもらってます。
そのためご新規様でシャンプー台ありのメニューの場合は、シャンプー台が通る「幅」を確認事項にいれておくのもおすすめ。
ご新規様の住所がナビに出てこない
これは他の訪問美容師さんならわかってくれる方も多いのでは?というトラブル例。
いざ訪問当日に伺ってた住所をナビにいれると
・・・・。
となる事が年に一度か二度はあるイメージ。
こんな時はGoogleマップではなくyahooカーナビで検索すると出てきた!なんてケースも多いのですが、どこを調べても出てこない・・なんてケースも。
これに関しては当日慌てないよう、予約を頂いた日に住所を事前に調べておくのがおすすめ。
またどうしてもわからない時のために、当日繋がる緊急連絡先を聞くようにしています。
訪問中、トイレに行きたくなった
これも過去に数回あるのですが、訪問中に
やばい・・お腹が・・グォォォ
なんて事もあるわけです。
こればっかりはどうしようもなく、我慢の限界(爆)がきたら「すいません・・お手洗いを・・」と借りた事態も。
ただ訪問先でお手洗いを借りるのはどうかな・・と個人的には思うため、カバンにはストッパを持参してます^^;
あとはトイレに行きたくならないよう、訪問前に近くのコンビニなどで済ませておくようにしてます。
ぎっくり腰になった
訪問美容って重い荷物(シャンプー台など)を運んだり、カット中の姿勢がすごい事(笑)になってる場合も多く、腰に負担が大きいんですよね^^;
言い訳にはできないですが、過去に2回腰をやってます。。
対策としては「なるべく腰に負担をかけない」のが一番なため、重い荷物を持つ時は腰を使わないよう意識を。
シャンプー台を運ぶ際は腰をふんばらず、腕の力だけで出し入れするよう意識してます。
【その他】訪問美容でおこりそう&気をつけたいトラブル例は?
続いて訪問美容をする上で気をつけたいトラブル例をまとめてみました。
- 刃物で肌を傷つけてしまう
- 相手に怪我させてしまう
- 家の壁紙や家具を傷つけてしまう
- カットした毛が掃除できていない
刃物で肌を傷つけてしまう
これは全ての美容師に言える注意点ですが、ハサミなどで相手のお肌を傷つけないよう細心の注意が必要です。
特に訪問美容では相手の方が動いてしまうケースも多く、耳周りなどはかなり細心の注意を払いながら進めていきます。
また動いてしまう方で耳周りや細かい箇所をカットしたい時は、トリマーやレザーを使用して進める場合もあり。
そして個人的に一番気をつけてるのは、お肌トラブルをかかえてる高齢の方が多く、バリカンやトリマーで刈るとかさぶたが引っかかって出血・・なんて可能性がある事。
相手に怪我させてしまう
訪問美容では介護要素が混ざったサービスでもあるため、ベッドから移乗して施術するケースもあります。
ただ移乗時に転倒などしてしまったら大怪我に繋がる可能性もあるため、こちらも細心の注意が必要です。
こちらに関しては移乗は職員の方やご家族の方にお願いする(もしくは手伝ってもらう)のが最善な方法かなと。
家の壁や家具を傷つけてしまう
こちらは特に在宅訪問時に気をつけたい点ですが、家の壁や家具を傷つけないよう注意が必要です。
- 荷物の搬入時に床や壁、家具を傷つけてしまう
- カラーが壁についてしまう
- カラーシャンプー時の泡が壁や床に飛ぶ
など、訪問時から帰宅するまで細心の注意を払いましょう。
また心配な方は保険に加入しておく事もおすすめ。
カットした毛が掃除できていない
これは訪問美容を利用した方の「不満点」で一番多そうな声でもありますよね。
これに関してはカット中に毛が飛び散らないよう意識するのも大事ですが、個人的には事前準備をしっかりしておくのが一番大切かなと。
- 広めのシートを使用する
- 使い捨て用シートを使用する
- クイックルワイパーで用意し、こまめに履く
意外と掃除すればするほど毛はどんどん広がるため、使い捨てシートを使ってサクッと片付けるのが一番綺麗になりやすいと思います○
最後の片付けがしっかりできているかできていないかで、利用したお客様の満足度はかなり変わってくるため、綺麗な仕事を常に心掛けたいですね!
最後に。サロンワークとは全く違う仕事なため、色んなトラブルにしっかり備えよう
訪問美容ではサロンワークとは全く違う働き方なため、訪問美容ならではのトラブルも色々と想定できます。
今回まとめたトラブル事例も「訪問美容ならでは」が多く、はじめは困惑してしまう事もあるかもしれません。
僕も訪問美容をはじめた時は全てが手探りでしたが、全ての経験を糧にしながら、もっといいサービスを提供したいなと思い活動しています。
今回の記事が少しでも誰かの参考になれば嬉しいです。
LINE相談つきのブログはこちらから