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【訪問美容で行う縮毛矯正について】今後の需要と課題を考えてみる

こんにちは。美容師の大脇です。

普段は訪問美容をメインで行いながら、サロンワークも定期的に行っています。

訪問美容とは、いろいろな事情があり美容院へ行く事が難しい方へ行うサービスであり、訪問先はご自宅から介護施設様々です。

訪問美容でオーダーが多い主なメニューはカットですが、カラーやパーマを施術させて頂く事もあります。

カラーやパーマを行う時は必然的にシャンプーやお流しといった行程が必要になります。

僕はシャンプーやお流しをする行程がある時は、出張先に移動式シャンプー台を持参し施術させて頂いております。

 

シャンプー台があれば美容院で行うメニューは基本なんでも可能になります。

ただいろいろネットで検索していても、縮毛矯正を訪問美容で行っているサロン様がほとんどありません。

一応メニューには記載されていても、実際の施術例が見当たらないためまだまだ普及しているサービスとはいえませんね。。

僕が活動している訪問美容サロンRingoでは、訪問美容でも縮毛矯正の依頼があればご希望の場所へ出張し、美容院での仕上がりをそのまま提供していきたい!と思っております。

そこで、今までの組み合わせではめずらしい【訪問美容×縮毛矯正】をいろいろな視点から考えてみました。

 

今までなぜそこまで普及してこなかったのか、という点について。

そしてそれに対する課題や改善策を考えてみたいと思います。

年を重ねるにつれ縮毛矯正の需要は低くなる

訪問美容というと、高齢の方をカットするケースが非常に多くなります。

年を重ねてくると、髪の毛もはりやこしが減ってきてしまい、ボリュームが無くなってしまう事を悩まれる方が多くなります。

また洗髪やドライヤーで乾かすといった時間を楽にするためにも、髪の毛をショートにする方が圧倒的に多くなります。

縮毛矯正をかけると癖を真っ直ぐに伸ばし、ボリュームを抑えるといった効果があります。

実際縮毛をかけられる方は、髪の毛が長い方の方が多くなります。

訪問美容で一番需要の多いお客様層に対し、縮毛矯正の需要が低くなり反比例していくイメージでしょうか。

縮毛矯正が訪問美容のメニューで普及してこない最大の理由だと思います。

作業行程が多く、施術時間が長くなってしまう

また縮毛矯正で行う行程が、カラーやパーマと比べると多くなり施術時間が長くなってしまいます。

訪問美容は一定の姿勢を保つのが辛い方も多くいらっしゃるため、短時間での施術を求められます。

何時間も椅子の上に座っているのが困難なため、例え訪問美容で縮毛矯正をお願いしたいと思っているお客様からしても頼めない事情があるかもしれません。

僕も縮毛矯正の専門店で働かせていただいて時もあり、何千人ものお客様のくせ毛を施術させていただいた経験があります。

その経験からもどんなに早くても2時間はかかり、多毛の方や癖が強い方等は3時間前後かかってしまう時もあります。

訪問美容で縮毛矯正を行う際、時間短縮の為にできる事

時短で縮毛矯正を行う事はリスクも大きくなる事から僕はおすすめはできません。ただある程度、美容師側の知識と経験から時間を短縮しながら施術していく事は可能になります。

基本的な縮毛矯正として行程として多いのが

毛髪診断▷シャンプー▷薬剤塗布▷お流し▷ドライ&アイロン作業▷薬剤塗布▷お流し▷仕上げ

といった流れでしょうか?

 

上記の流れではシャンプー台を3回使用する事になります。(太字の箇所)

移動式シャンプー台を3回も使用すると時間が大幅にかかってしまいますが、そこを2回に減らせると時間短縮になります。

はじめのシャンプーで髪の毛を濡らす行程を、スプレイヤーで髪を濡らしそのまま薬剤塗布をします。その薬剤をお流しする際にシャンプーする事により1回シャンプー台の使用を減らす事ができます。

またアイロンを終えた後につける二剤を、加水の液体状にする事によりシャンプー台でつけて、そのままなじませてすぐお流しする事によりかなりの時間を短縮する事ができます。

お家に出張して行う縮毛矯正でも、スピーディーかつハイクオリティの仕上がりが提供できる技術と対応力が美容師側に求められます。

訪問美容の対象者も広がっているため、今後【訪問美容×縮毛矯正】の需要が少しづつ出てくるかも?

今では育児や介護で忙しい方も訪問美容の対象者に変わってきています。

Check>>育児や介護で忙しい方も訪問美容の対象に

ママ世代の方や、40代くらいで親の介護をしている方等縮毛矯正をかけている方はたくさんいらっしゃいます。

そのような方達で訪問美容サービスを利用する方が増えてくると、少しづつ【訪問美容×縮毛矯正】の需要は出てくると思います。

ただ間違いなく言えるのは、カットが多い訪問美容ですがカラーやパーマメニューの需要は確実に上がってきます。

Check>>ますます需要が増すカラーやパーマ等の訪問美容メニュー

今後訪問美容をメインで活動していく中で、お客様のご希望に添えるメニューを行えるようたくさんの引き出しをつくっていきたいですね!

縮毛矯正をたくさん施術させていただいた経験を、今後も訪問美容に生かせればと思います。

 

移動式シャンプー台のまとめはこちら⇩

【訪問美容で使う移動式シャンプー台】4つの方法とやり方を紹介

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  • この記事を書いた人

大脇貴志

訪問美容サロンRingo代表  都内・埼玉県主要部で10年勤務後、2017年より妻の地元の三重県に拠点を移し、フリーランスの訪問美容師としてRingoを開業。埼玉でも定期的にサロンワークをしながらマルチに活動中。愛犬は柴犬のりんご郎。

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